氷川神社の宮司さんからのご依頼で、神社内で舞わせて頂きました。
お香をくゆらせ、クリスタルボウルの神秘的な響きが皆様を1000年前への時間旅行に誘い、幻想的な世界をご一緒させて頂きました。
かぐやひめの伝説に憧れ、かぐや姫になりきりましたことろ、とある女性実業家の女性が涙してしまいました。失恋した帝たちに感情移入して殿方が泣かれるなら分かるのですが、どうして女性が・・・?
その女性からの言葉が忘れられません。「私は仕事が出来て高給取り(年収3000万円以上!)だけど、女性としても幸せをどこかへ忘れてきてしまった。
役職も年収も捨てて良いから退職して良いから、女性として生きる価値を舞台から感じました。」
もう、それだけで、この舞台を演出した甲斐がありました。 今でもこの演目は再演を望まれ、女性らしく生きたい女性の涙腺を刺激するようです。