源氏物語4年目。
これまでは六条御息所の生霊を恐ろしく荒れ狂う存在としてモダンダンサーのイトカズナナエさんに熱演して頂いてきたのですが、この時はじめて月妃女自身が生霊を静かに踊りました。
視覚に訴える誇張した生霊を見せるのであれば絶対にイトカズナナエさんに依頼するのですが、この年はお能と日本舞踊のコラボで和100%にしたいのと、誇張しない原作に限りなく近い六条御息所の本質を表現してみたくなり、動きとしては地味ながら「気品」を失わずに哀しみに崩れていく儚い純情を表現してみました。 これまでの六条御息所を可哀想で見ていられないから演目を変えて欲しいと望まれた女性から「六条御息所を続けて欲しい」と言われ、男性からは「六条御息所は好みのタイプ」と言って頂くことができました。
知人の紹介で観た初めての舞台でした。
日本舞踊やら舞台やらに関しては
ずぶの素人だし偉そうに語れるほどの
ものではないが月妃女様、素晴らしい
他の演者よりも一回りも、二回りも大きく
彼女が踊れば視線は彼女に移ってしまうほど
惚れ惚れしてしまった。
自分の席からは細かい表情までは読み取れなかったが、舞台上での動きに手抜きは全くなく、どれだけ練習を積んでいるのか想像もできない。
また、今年も月妃女様の舞台、観れることに
期待に胸を膨らませて。
ありがとうございました。